2020年04月27日
医療従事者を守り、医療崩壊を防ぐPCR検査用ブース
“ウォークスルー”方式で新型コロナウイルス感染症のPCR検査が行える
「ウォークスルータイプPCR検査用ブース」を発売
~アイピック株式会社と販売契約を締結~
文化シヤッター株式会社(社長:潮崎 敏彦)は、パーティション専業メーカーのアイピック株式会社(代表:石橋 崇)が製造する“ウォークスルー”方式で新型コロナウイルス感染症のPCR検査が行える「ウォークスルータイプPCR検査用ブース」を、5月7日よりまずは首都圏エリア(※)限定で発売します。
5月18日より販売エリアを全国に拡大しています。
■PCR検査と医療現場を切り離すことで医療従事者を守り、医療崩壊を防ぐ
現在、新型コロナウイルスのPCR検査は、病院など指定の医療機関で行われていますが、時間と手間がかかることから検査可能数には限りがあります。また、検査や患者の対応に当たる医療従事者への感染をはじめ、患者同士の接触による病院内での感染拡大なども生じ、医療崩壊にも発展しかねない状況が社会問題化しています。
その解決策として、PCR検査を医療現場から切り離し、検査数を増やすことでそれぞれの症状への適切な対応を行い、感染拡大防止と最前線で患者の対応に当たる医療従事者を守る必要性が急務となっています。
■「喫煙ブース」の実績とノウハウでPCR検査用ブースをスピード開発
また現在、韓国では新型コロナウイルス感染の有無を“ウォークスルー”方式で判定する検査体制が、感染拡大の抑止につながっている一因とも言われており、諸外国でも同様の検査方式の採用が進む中、国内においても検査ブースを活用した同様の検査体制を、独自に検討・採用する自治体も出始めています。
この韓国で採用されている“ウォークスルー”方式の検査ブースは、日本の「喫煙ブース」をヒントに製造されたものもあり、アイピック株式会社ではこれまでに大手居酒屋チェーン店など500店舗で「喫煙ブース」
の納入実績があることから、そこで培った実績とノウハウを応用することで、このほど新発売する「ウォークスルータイプPCR検査用ブース」を約1週間の期間でスピード開発しています。
こうした社会情勢を背景に、当社は「ウォークスルータイプPCR検査用ブース」に関して、製造元であるアイピック株式会社と販売契約を結び、両社の緊密な連携を通じて検査用ブースの提案を推し進めることで、当社が担うべき社会的使命を持って貢献してまいります。
※販売エリアは、首都圏において特定警戒都道府県の対象になっている東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城の5都県です。
5月18日より販売エリアを全国に拡大しています。
■「ウォークスルータイプPCR検査用ブース」の特徴
・厳重な防護服を着用した検査員が検査ブースに入ることで、被検査者に直接接触することなく検査が行えます。
・検査ブース内には1名が入ることのできるスペースを確保しており、内部は凹凸が少ない仕様になっているため、消毒が容易にできます。
・必要に応じて、陰圧・陽圧を切り替えられる装置の設置が可能です。
陰圧および陽圧を切り替える装置は設置できません。代替措置として、ブース内を換気できるクリーン送風機をオプションとしてご用意しています。
<ご注意>当商品は飛沫感染対策、接触感染対策を目的としており、新型コロナウイルスからの完全な隔離を保証するものではありません。
■仕様
<サイズ> 幅930mm、奥行き930mm、高さ2,300mm
<重 量> 約140kg
<材 質> フレーム:アルミ押出形成材
パ ネ ル:アルミ形成複合板、ポリカーボネート
扉 :メラミン塗装焼付鋼板
グローブ:クロロプレン
<照明設備> LED照明
<設置方法> 床面に固定
■参考価格
1,000,000円
・価格は製品代のみで、消費税、取付工事費及び運搬費は別途
■この商品に関する問い合わせ先
新事業開発室 秋松 TEL03-5844-7175
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