溶接を用いない「無火気&無溶接工法」を推進中~火災予防で現場の無事故・無災害に貢献
当社では、シャッターやドアの施工時に溶接作業を行わない「無火気&無溶接工法」を積極的に推進しています。火気使用厳禁のリニューアル工事をはじめ、今後、拡大が見込まれる木造建築物など、お客様の現場で無事故・無災害につながる「無火気&無溶接工法」は、重要な取り組みの一つとなります。また、この取り組みは施工従事者の作業効率向上や作業環境の改善につながることに加えて、CO2削減による環境負荷低減に貢献します。
重量シャッター用の「無火気工法」
重量シャッターを施工する際、出火原因につながるリスクが高い溶接器具やディスクグラインダーを使用しない「無火気工法」は、火災予防につながります。また、溶接器具等を使用する際の養生が不要なため、施工にかかる時間が軽減され、作業効率が向上します。さらに、溶接時に発生する溶接ヒュームといった有毒ガスが発生しないために作業環境が改善されることから、施工従事者の健康被害を防ぐことができます。
スチールドア用のドア枠の無溶接工法「スマートアンカー」
ドア枠の施工時に溶接作業を行わない「スマートアンカー」は、ねじ止めにより金具を壁に取り付ける独自の工法です。この無溶接工法は、JIS A 4702に規定されている各種性能試験を行い、溶接と同等の強度を確認しています。
「スマートアンカー」の詳細はこちらをクリックくださいサステナブル建築に寄与
重量シャッターの「無火気工法」や、スチールドア枠の無溶接工法「スマートアンカー」は、溶接作業を行わないことから施工時の電気使用量が減ることでCO2の削減につながるため、サステナブル建築にも寄与します。環境への負荷低減の意識がますます高まる中で、今後はCO2を貯蔵・削減する建築材料として「木」を活用した非住宅向け木造建築物が増加する見通しから、開口部製品の「無火気工法」の対応は急務となることが予想されます。
今後も当社は、お客様の安心安全につながる「無火気&無溶接工法」の取り組みを、積極的に推し進めてまいります。