■人道的社会貢献
わたりこどもまつり2017を開催
BXグループでは、東日本大震災発生直後より宮城県亘理町と交流を持ち、地域住民や児童館の子どもたちを対象とした支援活動を継続して行っています。「わたりこどもまつり2017」では、浦和レッドダイヤモンズOB選手によるサッカー教室をはじめ、文化シヤッター「Buzz Bullets」の現役選手やフライングディスク推進チームによるフライングディスク教室を開催。従業員ボランティアが縁日を開き、豚汁やパンケーキ、フランクフルトなどをふるまい、600食の焼きそばが2時間で品切れになるほどの大盛況となりました。今後も亘理町とは、支援の枠を越えた交流を続けていきます。
第3回BXマルシェ東北うまいものフェアを開催
文化シヤッターでは、東京でも気軽に参加できる東北復興支援活動として、「BXマルシェ東北うまいものフェア」を実施しています。被災地の産業を支援すると共に、今もなお困難な状況下にある被災地や風評被害に苦しむ方々の現状を多くの方に知っていただき、震災の記憶が風化しないよう、毎年従業員をはじめ、近隣住民や区内在勤者など、多くの方にご来場いただいています。当日は宮城県東松島市の小野駅前応急仮設住宅で手縫いされたソックスモンキー「おのくん」を小さな子どもたちにプレゼントし、子どもたちからのメッセージを被災地にお届けしました。今後もさまざまなステークホルダーと連携しながら、支援の輪を広げていきます。
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文京区社会福祉協議会 地域連携ステーション フミコム
根本 真紀 様
被災地支援の経験があるご縁で、スタッフとして参加しました。飲食物が中心のマルシェにあって、子育て世代にも関心を持ってもらえるような特産品ということで「おのくん」のプレゼント企画を提案しました。地域のご家庭で「おのくん」を大切にかわいがってもらえることが震災を風化させない一助になればと願っています。BXマルシェが被災地と地域を結ぶハブ機能を果たすように、私どもも地域の皆様のニーズに応じた連携の拠点となるよう、引き続き尽力してまいります。
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東日本大震災から7年が経過しましたが、今なお約4万5千人の県民が避難生活を続けているほか、未だ根強く残る風評や、時間の経過と共に加速する震災の記憶の風化など、課題は山積しています。一方、昨年度の県産農林水産物の輸出出荷量が震災前を超えて過去最高を記録し、今年度の全国新酒鑑評会では本県の日本酒が6年連続で金賞受賞数日本一の快挙を成し遂げるなど、復興に向けた明るい光が一層強まりを見せています。文化シヤッターの皆様をはじめ、福島に想いを寄せてくださる方々には、ぜひ福島のファンとなっていただき、引き続き応援をお願い申し上げます。
第2回BXマルシェ東北うまいものフェアを開催
東日本大震災発生から、6年が経過した今、変化する被災地のニーズに合った支援を目的に、東北物産展「第2回BXマルシェ東北うまいものフェア」を、BXホールにて開催しました。これにより被災地の産業復興につながるほか、地域の皆様を含む多くの人が、現地に赴くことなく支援活動に参加でき、現在もなお、復興に向けて奮闘する被災者の想いを「知る」機会としても意義のある活動です。当日は東洋大学のゼミ生も「社会貢献フィールド活動」として参加し、マルシェの盛り上がりに一役買ってくれました。第1回に引き続き、従業員をはじめ、多くの地域住民や近隣にお勤めの皆様がご来場になり、出店した被災地の方々にもご好評をいただきました。
会場の様子
「社会貢献フィールド活動」で参加した東洋大学生
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東洋大学 社会学部 社会福祉学科 3年生
田中 恵嘉
大学の講義では決して学ぶことのできない、CSRの現場を肌で感じることができました。「人とのつながり」を大切にする企業姿勢に感銘を受け、この経験が、「地域に密着した社会貢献活動に携わりたい」と将来の職業選択を見据えるきっかけとなりました。このような社会体験は、私たち学生にとって、企業と社会の関わりを目の当たりにできる非常に貴重なものです。今後もぜひ、私たちの後輩が継続して参加させていただけたらと思います。
「平成28年熊本地震」被災地への支援活動
2016年4月に発生した熊本地震において、文化シヤッターでは義援金と共に避難所でのプライバシーを確保するための間仕切400名分を寄贈しました。また当社福岡工場を拠点とした飲料水や簡易トイレ等の物資による支援のほか、破損や開閉困難となったシャッター等への取り扱い注意喚起など迅速な応急体制で対応しました。BXグループでは「エコと防災」をテーマに事業活動を行っていますが、同時に発災時についても全国拠点にある資源を活かし、迅速な対応で支援活動を実施します。
VOICE
文化シヤッター 九州支店 熊本営業所
坂口 浩司
「平成28年熊本地震」から、1年が過ぎました。多くの方からの温かいお言葉、そして早急な支援物資の手配に心から感謝しています。震災直後のあらゆる道路・ライフライン等が寸断された混乱の中、地域に何かできることはないかと思っていたところに、営業所近くの避難所となっていた小学校で、支援物資が届かず困っているという話を聞きました。微力ではありますが、少しでもお役に立てればとの思いで、できる限りの物資を届けさせていただきました。発災時には情報が分断される傾向にあります。普段から地域の皆様と顔の見える関係を築き、いざという時には迅速に連携できることの大切さを知りました。