防災ソリューション
BXグループは創業当初よりさまざまな製品・サービスを通じて、時代の要請に応じ機能の幅を広げながら、人の命を守る役割を担ってきました。創業当初より追求し続けている防犯・防風・防火・防煙機能のほか、大規模地震発生時においても機能を果たすことのできる耐震・対震商品や、昨今被害が深刻化している水害に対応した止水商品など、さまざまな分野において都市を守るソリューションを提供しています。
“都市”機能を持つ一大交流拠点、空港における防災対策
空港は、貨物や旅客の運搬機能のみならず、乗降客や乗り継ぎ客が快適に過ごせる待合室やロビー、ラウンジ、レストラン、アミューズメント施設などの多様なサービスを提供し、さらには空港までのアクセスを含めた総合交通システムの一環としても、その価値を高めています。また、大規模自然災害時には、航空ネットワークの特性を活かし、救援や物資運搬を担う「災害時の拠点」としても重要な役割を期待されています。大規模自然災害が多発する中、空港における防災対策がより一層強化されています。
航空ネットワークの維持に貢献するBXグループの止水マスターシリーズ
電力確保および電力・燃料供給のための事前の備え
高圧電気室や監視室、防災センターなど空港の基幹的機能維持のみならず、災害発生時には多くの乗降者、空港従事者が滞在する“都市”としての空港運営に電源の確保は極めて重要です。
止水ドア「アクアード」
水深3mまでに対応した、コストパフォーマンスに優れた止水ドア。スチールドアの操作性はそのままに高い止水性能を発揮します。
水深3mまでに対応した、コストパフォーマンスに優れた止水ドア。スチールドアの操作性はそのままに高い止水性能を発揮します。
浮力起伏式止水板「アクアフロート」
水の浮力だけで、自動で起立する起伏式止水板です。夜間や無人の施設でも安心です。
水の浮力だけで、自動で起立する起伏式止水板です。夜間や無人の施設でも安心です。
災害時に安全に過ごせる“都市”としての機能維持
災害時において、全ての空港利用者が一定期間、安心かつ安全に滞在できるよう、事前の設備強化が必要です。また、空港が災害時における緊急・救命活動の拠点となる場合、その機能保持に向けた環境整備も重要です。
簡易型止水シート「止めピタ」
土のうの10倍の止水性能をもつ簡易型止水シートです。外部から押し寄せる⽔圧を建物の強度で⽀えるため、部品点数も少なく、軽量でコンパクトなパッケージで1人で持ち運びできます。また繰り返し使用でき、保管に場所を取りません。
土のうの10倍の止水性能をもつ簡易型止水シートです。外部から押し寄せる⽔圧を建物の強度で⽀えるため、部品点数も少なく、軽量でコンパクトなパッケージで1人で持ち運びできます。また繰り返し使用でき、保管に場所を取りません。
BX止水板「ラクセット」
さまざまな場所に工事不要で設置が可能です。水の圧力をしっかり受け止めるので、設置後も扉を開閉することができ、止水機能を発揮しながら人の出入りを可能にします。
さまざまな場所に工事不要で設置が可能です。水の圧力をしっかり受け止めるので、設置後も扉を開閉することができ、止水機能を発揮しながら人の出入りを可能にします。
浸水から貨物を守るための備え
国内外の大量の貨物が保管される場所への浸水は、被害による影響も大きく、一度浸水すると復旧には多くの時間と費用を要します。
止水板付き重量シャッター「アクアボトム」
下端にアルミ製止水パネルを取り付けた一体型の重量シャッターです。止水板のようなパネル・支柱を持ち運ぶ手間がかからず、止水状態への操作はシャッターを閉鎖することで完了します。
下端にアルミ製止水パネルを取り付けた一体型の重量シャッターです。止水板のようなパネル・支柱を持ち運ぶ手間がかからず、止水状態への操作はシャッターを閉鎖することで完了します。
国土交通省航空局の取り組み
全国の空港関係者が「統括的災害マネジメント」という考えを共有し、災害発生時には空港全体が一体となって対応していくための計画として、地方管理空港等を含めた空港毎の事業継続計画「A2-BCP」(“A2”はAirportとAdvancedの意)が策定されました。全国の主要空港において大規模災害に強靭な空港づくりが進んでいます。関西国際空港の防災機能強化に協力
関西国際空港では、大規模な自然災害の発生に備え、高潮・高波による浸水を低減する「越波防止対策」、浸水による被害を最小化するための「浸水被害防止対策」、空港機能の早期復旧のための「排水機能確保対策」の3つをハード面の対策の柱として、総合的・計画的な防災機能強化対策が行われています。BXグループでは関西国際空港の防災機能強化対策に浸水対策ソリューションで協力させていただきました。