環境負荷低減の取り組み

2020年度の事業活動における環境負荷の全体像(Scope1、2)

BXグループでは、環境負荷低減活動にグループ全体で取り組んでいます。
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消費エネルギーの削減

自社の事業活動に伴うCO2排出(Scope1=燃料使用による排出、Scope2=電気使用による排出)について、省エネルギー活動や、再生可能エネルギーへの転換等を推進するとともに、ステークホルダーとの協働によりバリューチェーン全体におけるCO2排出の削減に努めています。
※2020年度からBX西山鉄網がバウンダリーに加わりました

化学物質の管理

化学物質の管理

ゼロエミッションの継続とグループ会社への展開

BXグループでは、あらゆる事業活動の中で発生する廃棄物について排出量をできる限り抑制し、再利用やリサイクル資源として活用する取り組みを推進しています。特に生産拠点の各工場では、あらゆる廃棄物を有効活用することで、エミッションゼロ(排出ゼロ)をめざすゼロエミッション活動を推進しています。文化シヤッター7工場(千歳、秋田、小山、掛川、姫路、御着、福岡)、およびBXティアール埼玉工場、BX新生精機、BX鐵矢、BX文化パネル播磨工場、BX朝日建材、BXルーテス奈良工場においてゼロエミッションを達成、継続しています。
2020年度は、新たにBX紅雲がゼロエミッション達成を果たしました。今後も引き続きグループ内での展開をめざし、資源の有効活用により廃棄物を出さない循環型社会の構築に貢献していきます。
廃棄物排出量
VOICE
BX紅雲 取締役工場長
大竹 幸昭(左)
BX紅雲 製造部 部長
田中 繁(右)

持続可能な社会をめざすSDGsの一端となるゼロエミッション活動に当社も挑戦しました。まずは廃棄物をより細かく分別することを目標に掲げ、活動を主導する推進メンバーと高みをめざしはじめると、不思議とやる気がみなぎりました。事業活動から出る全てのごみを一つひとつ種類分けする地味な作業から始めましたが、分別の仕組みができあがる頃には排出量自体を削減する意識へと変わりました。スケジュールは非常にタイトでしたが、計画日程に忠実に進めたことで目標日までにゼロエミッションを達成することができました。私たちの身近なごみの削減がBXグループの掲げるCSR憲章“地球と共に”に沿った活動であることを実感することができました。継続は力なりと心に決めさらに前に進んでいきます。

VOICE
BXルーテス 奈良工場
乾 栄治(右)
岡田 善行(左)

奈良工場が先陣を切ってゼロエミッションに挑戦することになり、当初は不安とプレッシャーでいっぱいでした。リサイクルの業者によって処分方法や取り扱う廃棄物の種類も違い、調整にいろいろと難しい面もありましたが、業者の方のご指導のおかげで、一つひとつクリアすることができました。リーダーの岡田さんを中心とした推進メンバーで廃棄物置場を新しく設置し、分別をわかりやすくするよう工夫すると、徐々に多くの人が協力してくれるようになり、工場全体に一体感が生まれ活動が加速するようになりました。おかげで予定よりも早く達成要件を満たすことができ、担当としても達成感を感じています。