地球と共に
環境負荷を軽減した企業経営
グループ全体で環境負荷低減活動を推進
BXグループでは、エコアクション21を基盤とした環境経営システム(EMS)を構築すると共に、環境法の遵守を徹底し、グループ全体で環境負荷の低減に取り組んでいます。文化シヤッター小山工場、BX新生精機、BXテンパル埼玉工場では、環境マネジメントの国際規格ISO14001認証を取得しています。
省エネルギー対策では、高効率照明機器やインバータ式コンプレッサー等の省エネ機器導入、ガスヒートポンプエアコンへの切り替え、電力デマンドの管理による適正なエネルギー使用の平準化、太陽光発電システムの導入、およびエコドライブの推進等に取り組んでいます。2016年度は電気使用原単位を0.1%の削減となりましたが、ガソリン使用原単位は4.4%(2015年度比)の増加となり一層の努力が必要となりました。
廃棄物については、グループ全体での分別、リサイクルを推進し、総排出量を48.2%(2015年度比)削減しました。
また、生産活動で使用する化学物質も適正な管理と排出量の削減に取り組んでいます。
工場における「消費エネルギーの見える化計画」を開始
巣瀬 佑輔
「消費エネルギーの見える化計画」のシステムを導入したことで、工場建屋や設備ごとの消費エネルギーが把握できるようになりました。これにより、対策を講じた際の成果がデータによって確認できるようになり、より一層の省エネ意識向上につながります。今後エネルギーロス要因を自ら見つけ、計画的かつ継続的に改善できる仕組みを工場と本社部門が一体となって構築し、文化シヤッター各工場およびグループ各社への展開も視野に入れた消費エネルギーの削減に努めていきます。
BXグループにおけるゼロエミッションへの取り組み
寺坂 彰能
BX文化パネル播磨工場ではゼロエミッション達成に向けての挑戦がスタートしました。準備期間を設け、文化シヤッターの製造企画部、御着工場、さらにグループ会社においてすでにゼロエミッションを達成しているBX新生精機の各担当者からアドバイスをもらいながら環境を整えましたが、いざスタートしてみると分類品目の理解が統一されておらず、ゴミの混在が見られるなど、一人でも意識が欠落すると絶対に達成できない取り組みだと実感させられました。ゼロエミッション達成への強い意志を持ち、従業員全員が正しく分類できるよう理解を共有することで達成目標に近づいています。ゼロエミッション達成後も継続し取り組んでいきます。