成長と共に

お客様の満足を追求

お客様相談室の取り組み
BXグループでは、お客様の要求品質を満足させるため、企画、開発、営業、設計、購買、製造、施工、メンテナンス各部門の品質を向上させるよう、グループ全体としての品質保証体制を構築しています。
お客様相談室では、お客様から電話やメール等でいただいたお問い合わせ(要求品質)を正しく把握し、適切、迅速そして誠実に応対する体制を構築し、運用しています。
お客様の声を活かした取り組み
お客様からいただいた貴重な情報は、随時関連部門に発信することで、新商品の開発や商品・サービスの改良・改善、ホームページやカタログ等のリニューアルに活かし、お客様満足の向上につなげています。重要な情報は、「Weekly Report」 として関係部門に発信し、早期の検討・対応による品質向上に努めています。また、社内のポータルサイトには「お客様相談室情報館」を設置し、全従業員がいつでもお客様の声を閲覧、検索できるようにしています。
お客様の満足度を向上する取り組み
日々の夕礼を通して、一日の問い合せ応対を報告し合います。お互いが気づかなかったことを確認し、応対力や商品知識の向上に努めています。
また、社内のコール業務を担当している部門と合同で外部研修を実施し、電話応対の基本をはじめ、多数のロールプレイングを行い、お客様応対の改善を図っています。
VOICE
文化シヤッター 住宅建材西日本支店 中部住建コールセンター
田口 良美

お客様と顔を合わせることなく電話を通して接しているため、応対には十分配慮しているつもりでしたが、研修では、これまで気づかなかった個人のクセや、お客様に威圧感を与えてしまう表現など、語尾一つの重要性を感じました。お客様の不安が少しでも軽減され、私たち応対者のコミュニケーション力が発揮されたときには、プラスαでお客様満足の向上につながることを学びました。外部講師に第三者の目でご指導いただいたことで改めて気づいたこともあり、今後に活きる研修となりました。

大規模震災時にも稼働し避難路を確保
建物の防火区画に使用される防火戸は、防火性能を保ちながら避難経路を確保するという火災被害防止の重要な役割を果たしますが、東日本大震災や平成28年熊本地震など大規模な地震においては、防火戸を含む非構造物も大きなダメージを受け、建物のゆがみによって防火戸が閉まらないなどの事態が発生し、問題となりました。文化シヤッターは東日本大震災時に被害状況を調査した日建設計と共同で、大規模地震時に建物のゆがみによって防火戸の枠が変形しても、新たに開発した変位吸収機構により戸枠の変形量にあわせて機構が働き、扉が床などに干渉することなく閉鎖する大変形追従随時閉鎖型防火戸「アスコード」を開発、発売しました。非構造部材への耐震性能は、今後の重要課題であると認識し、引き続き震災に強い製品づくりを進め、「安心」「安全」な社会づくりに貢献していきます。

大規模地震時にも機能する防火戸「アスコード」
「営業が商品を創る」プロジェクト
BXグループは、お客様に新しいライフスタイルを提供する高付加価値の創造をめざしています。お客様に感動を与える”ことづくり”を実現するためには、お客様に寄り添い、感性を持って「看る」ことで、お客様の潜在化したご要望を顕在化する総合提案力を身につける必要があります。営業担当者がお客様の声を具現化し、新事業、新商品の開発へとつなげる「営業が商品を創る」プロジェクトは、2011年の開始以降、お客様の情報を共有することで毎年テーマに沿った提案をし、豊かな発想による新たな提案には表彰制度を設けています。これまでに数々の提案が商品化され、販売を開始しています。

車載用自動開閉リモコン「セレクルーズ」
防火設備定期報告制度への対応
2016年の建築基準法の一部改正により、国が定めた建築物や特定行政庁が指定する建築物を対象に、防火設備の専門的な定期検査と報告が義務づけられました。
当社グループは、「ライフ・イン」「ライフロング・パートナーシップ」という2つのコンセプト(>P12参照)を実現し、広く社会へ貢献する機会と捉え、積極的に資格取得の促進や防火設備検査員の育成を推進、この3年間で有資格者はグループ全体で1,869名となりました。
2019年の本格運用に向け、今後は検査員の確保が難しいエリアへのサポート体制や、さらなる要員の増員が課題となります。グループ内のシナジー効果を大いに発揮し、注力事業におけるコアとなる事業としてさらなる拡充を図ります。