当社ではサプライヤーの皆様を事業活動を行う上で重要なビジネスパートナーと捉え、信頼関係を土台とした公平・公正な取引関係を構築することで、共に成長していくことをめざしています。
サプライチェーン全体で持続可能な社会に貢献するため、法令を遵守し、環境や社会に配慮した調達活動を実施するための考え方をサプライヤーと共有し、サプライチェーンマネジメントの強化を図っています。

サプライチェーン全体における調達リスクを回避し、社会からのご期待に応えるため、当社では「文化シヤッター購買部調達ガイドライン」を策定しています。
ガイドラインでは、法令遵守や品質管理などサプライヤーとして遵守していただきたい事項をはじめ、労働安全衛生や人権の尊重、さらにはグリーン調達や環境負荷の低減といった環境への配慮など、持続可能な社会の構築をめざし、共に歩んでいただきたい事項を明確にしています。
サプライヤーの皆様との相互理解や信頼に基づいた対等なパートナーシップを築くことを基本とし、持続可能な調達をめざしたCSR調達の推進により、強固な基盤づくりを図っています。

定期的な品質監査のほか、取引先評価表によるサプライヤーの自己評価と当社評価による相互チェックを実施し、結果のフィードバックによる定期的なコミュニケーションの機会を設け、信頼関係の構築およびリスク管理の徹底に努めています。2023年度はサプライヤー115社より回答をいただき、取り組み状況の把握に努めると共に、対応の不足が認められた場合には、共に課題解決に取り組むための情報提供等を実施しました。
また、当社グループの総CO₂排出量の大半は原材料調達に関わる排出によるものです。このことを課題として認識し、ESGマテリアリティにおいて「調達ガイドラインへの賛同取引業者100%」をKPIとし、サプライヤーの皆様との連携を進め、調達や物流におけるCO₂排出量の削減に努めています。一例として、当社では物流サプライヤーとの連携を可能にする新物流システムを文化シヤッター7工場に順次導入し、物流の効率化を図ると共に、物流段階におけるCO₂の削減を図っています。これにより、新物流システムを導入した工場では、現在までに基準年である2019年度と比較して下流物流における総走行距離が約20％改善しています。

サプライチェーン全体における持続可能な共存共栄関係の構築をめざし、内閣府や中小企業庁などが推進する「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」の趣旨に賛同し、「パートナーシップ構築宣言」を策定、公表しています。
当社は宣言内容に則り、サプライチェーン全体で付加価値向上に取り組むと共に、取引先との共存、共栄をめざしてまいります。

文化シヤッター「パートナーシップ構築宣言」

【Web受付時間】
24時間365日受付