引戸開発の歴史

製品開発による価値創造
引戸が提案する新しい“住まい方”

時代に応じた付加価値や生活スタイルに対応したバリエーションの拡充から、未来を見据えた商品提案へ。BXグループの価値創造ストーリーは時代に先駆け、進化していきます。

担当執行役員メッセージ
文化シヤッター 執行役員
ドア・パーティション事業本部長
和根崎 淳一

BXグループの発展を支えてきたシャッター・ドア事業。中でも自動閉鎖装置付引戸「カームスライダー」は、静かな開閉音と軽い操作性が評価され、病院や福祉施設等で長きにわたりご利用いただいています。発売当初のより軽い操作力が求められたバリアフリーの時代を経て、全ての使用者を対象とするユニバーサルデザインを追求したバリエーションの拡充に注力してきました。
2008年には、日本家屋の引戸文化に可能性を見出し、高齢者集合住宅用玄関ドア「ヴァリフェイス」を発売。「Various(多様な・多彩な)」と「Face(顔)」の造語である「ヴァリフェイス」は、住まいの顔としてのデザイン性と空間を演出する快適性を融合させました。そして引戸の概念にはなかった、震災に“対応”する対震性能を業界で初めて付加した「ヴァリフェイス Ai」を、さらに一般集合住宅用として、屋外にも設置できる開き戸と同等の性能を有した「ヴァリフェイス Ae」を発売しました。
「ヴァリフェイス Ae」は、間口が広いため自転車やベビーカーの出し入れがスムーズになり、玄関スペースに自由度が生まれると共に、これからの超高齢化社会を見据えた新たなソリューションとしても幅広い層に支持され、今後の可能性が大いに期待できます。
これからの時代は、ますます加速するIoT化から“考える建材”へのニーズが高まることは間違いありません。自動化はもちろん、個人認証や例えば気象情報に応じた作動など、引戸での実現はそう遠い未来の話ではないでしょう。
玄関から発信するライフスタイルは、将来を見据えた新しい“住まい方”への提案でもあります。今後も「より便利に、より使いやすく」を追求し、さらに進化した商品をお届けしていきます。

BXグループの引戸開発の軌跡
今後も「より便利に、より使いやすく」を追求し、進化した商品を開発