2016年08月30日

浸水高さ３ｍの水圧荷重に耐えられる止水ドア「アクアード」
「両開きスチールタイプ」と「片開きステンレスタイプ」を追加して新発売
～軽くて簡単に操作できる浸水防止用設備～

   文化シヤッター株式会社（社長：潮崎 敏彦）では、ビルや店舗等の通用口の浸水対策として採用いただいています止水ドア｢アクアード｣に、機械室の出入り口など広い開口部に対応した「両開き スチールタイプ」と、港湾施設の塩害対策として錆びにくい「片開きステンレスタイプ」を追加し、 浸水高さ３ｍの水圧荷重に耐えられる浸水防止用設備として９月１日より新発売します。

■“軽くて簡単な操作性”を実現

   ｢アクアード｣は重厚な水密扉に比べて軽量なため、通常時は一般的なスチールドアと同等の軽い力（開閉力５０Ｎ）で扉 を開閉できます。 浸水の恐れがある非常時は、扉を全閉した後、扉に装備 されている｢止水グレモン｣を引き上げる等の簡単な操作で、浸水対策が完了します。

■“浸水高さ３ｍの水圧荷重に耐えられる独自構造”

   ①｢止水グレモン｣の操作により、｢二軸丁番｣の動きと連動 して扉が枠に密着、②｢止水グレモン｣｢止水レバーハンドル錠｣が扉との接合部や鍵穴の隙間からの漏水を防止、③枠に一般的なエアタイトゴムと｢止水ゴム｣を採用、の独自構造により、ドア全体が水没する３ｍの浸水時でも屋内側への漏水量は２０ℓ/(ｈ・㎡) (※)以下と高い止水性能を発揮します。
(※) 漏水量２０ℓ/(ｈ・㎡)は幅２，４００ｍｍ、高さ２，４００ｍｍの場合。 なお、当データは実験値であり保証値ではありません。

■“広い開口部”に対応した「両開きスチールタイプ」と“錆びにくい”「片開きステンレスタイプ」をラインアップに追加

   従来の「片開きスチールタイプ」に、機械室やサーバー室の出入り口など広い開口部に対応した「両開きスチールタイプ」と、港湾施設の塩害対策として、錆びにくく意匠性の高い「片開きステンレスタイプ」を追加して、お客様のご要望に幅広く対応できる商品ラインアップとしています。

■“特定防火設備”としても設置可能

   「アクアード」は、建築基準法で定められた特定防火設備に適合しており、止水性能に加えて防火性能も発揮する機能性の高い商品です。

   近年、ゲリラ豪雨による建物への浸水被害が増加傾向にある中、自治体や企業のＢＣＰ対策を後押しし、地域社会に貢献する取り組みを推し進めていくために、今後も当社は“簡単かつスピード設置” をコンセプトとした止水商品のラインアップを強化・拡充してまいります。

■仕様

設置条件：新設および既設で外開き限定。ただし、既設のカバー工法は原則不可。

■性能

(※1） 当データは当社実験値であり保証値ではありません。設置箇所の状況、設置環境により止水性能は変わります。 「アクアード」は完全止水商品ではありません。
(※2） 扉面積３㎡まで。

■参考価格

＜両開きスチールタイプ＞
幅１，８００ｍｍ、高さ２，１００ｍｍの場合（価格は製品代のみで、消費税、取付工事費および運搬費は別途）
２,３８７,０００円

＜片開きステンレスタイプ＞
幅９００ｍｍ、高さ２,１００ｍｍの場合（価格は製品代のみで、消費税、取付工事費および運搬費は別途）
１,６４１,０００円

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